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2015年02月08日

ガリンペイロ、だいじょうぶだよ。

寒い日々がつづきますね。

今年は例年より雨が少ないものの、ぱっとしない天気は相変わらず。
お店のほうもいつにも増してマッタリと営業しております。
昨晩は久しぶりにいらした10年来のお客さまに、
「やる気のないところがいいのよね!」とお褒めの言葉をいただきまして。
けっしてやる気がないわけではないんですよ!
あと「ねむそう」とか「疲れてる?」とか頻繁に言われるんですけど、睡眠はしっかりとっておりますのでご心配なく!

そんなわたくしが久しぶりにやる気を見せて行ってまいりました、公開翌日の映画「ベイマックス」!
いつもは平日のガリンペイロ並みに広々としているパニパニシネマの客席が満席に!
アナ雪から続くディズニーの快進撃がうかがえます。
観に来ているこどもたちも大興奮のようすでした。

個人的には最高峰のアニメーション技術にはシャッポを脱いだものの(古い表現)、なんだか華やかなんだけど出汁の利いてない「通販で購入した有名割烹監修のおせち」みたいな印象でした。
かつてホラーの帝王・スティーブンキングが、キューブリックの映画「シャイニング」を評して「エンジンを積んでない豪華なキャデラック」といったそうですが、それに倣うなら「池に浮かんでる豪華客船」といったところでしょうか。(つかそれディズニーシーにあるし)
物語の芯がないところにいろいろ肉付けしていったかんじが否めないのです。
悪役が主人公たちに殺意を向ける動機がよくわからないし、主人公のヒロが天才すぎて感情移入できないし、なんだかモヤモヤしてるところを映像の力技でねじ伏せらせてしまったような。
加えてわたくしは最近のディズニー映画にありがちな「最良なストーリー展開をスタッフみんなで話し合って決めました!」的なのが苦手でして。
少々辻褄が合わなくても、監督のクセのある映画が好きみたいです。
それに一部で「ベイマックス詐欺」といわれている、まるでロボットと少年の友情物語みたいな宣伝の仕方にも疑問がありますね。
じっさいは戦隊ヒーローものなのに!(それも主人公が復讐の鬼と化すシーンがあったり!14歳の少年なのに!)

あの、泣かせにきてるなーというシーン(ロケットパンチのくだりですよ)でも涙腺がピクリともしないわたくしは、相当ひねくれているのだなあと痛感いたしました。
とはいえ、やっぱりベイマックスはかわいいし、東京とサンフランシスコを合わせたような街並みは面白いし、空を飛ぶシーンの映像はすばらしいし、けっして見て損をする映画じゃないです。
みなさんの感想をお聞かせください。


さて、ついに来週開催です、サザンフォックスの2周年記念イベント!
DJペイロの仕上がりも上々です!
当日は空飛ぶチョップスティックスさんと保良のパン屋コッペさんのフードの出店もあるそうです!
そちらも楽しみですね。
チケット若干残っておりますので、興味のある方はぜひ!

ガリンペイロ、だいじょうぶだよ。





Posted by ガリンペイロ at 20:22│Comments(1)
この記事へのコメント
唄の便り

届きましたか?
Posted by 青田買い at 2015年03月31日 12:06
 
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