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2014年09月07日

月にまつわるエトセトラ

午前5時に自転車ですっ転んで顔面を強打したガリンペイロです。
触ってみたら、ほっぺたがボコっと腫れてるの。ベソかきそうになりましたよ、43にもなって。
濡れた路面には要注意ですよ、みなさん!

さて、9月に入りまして、吹く風もどことなく涼しくなって来ましたね。
今度の月曜日は八月十五夜です。
十五夜といえば宮古の風物詩、シーシャガウガウですね!
小中学生が手づくりの獅子舞を被って、家やお店を廻って家内安全や商売繁盛を祈り踊っておこづかいをもらうという、平良市街地の恒例行事です。
ここガリンペイロにも、毎年何組かのかわいい獅子舞たちがやって来ます。
以前は男の子のシーシャガウガウばかりでしたが、近年は女の子も増えてきた模様。
実際女の子の方が、三線を引いて盛り上げたり、獅子の造形も凝ってたりします。
今年はどんなシーシャガウガウが来るのか、楽しみです!

さて、そんな十五夜の夜、ガリンペイロでは月でも眺めながらワインを呑もう!という祭りをやりますよ!
題して、月に吠えろ!十五夜スペインまつり!
月にまつわるエトセトラ

ツマミもなんだかスペインなものをたくさん用意するつもりです。
週の初めの月曜日ですが、みなさんとのんびり乾杯できたら幸いです。




満月といえば思い出すのがこの映画ですね。
月にまつわるエトセトラ
月の輝く夜に(1987年・アメリカ映画)

イタリア移民の商店の娘が、結婚式に出てもらおうと婚約者の弟を訪ねて行ったら、なぜだかその弟とデキてしまうという、文章にしてしまうと身も蓋もない話ですが、主役のシェール(アカデミー賞でのスケスケドレスの衝撃といったら!)をはじめ、イタリア系の人々の陽気なとぼけた空気がとても楽しい、チャーミングは映画なのです。(まだ髪の毛のある頃のニコラスケイジが弟役ででてます)
この映画の鍵になるのが、ニューヨークの夜空に輝く満月です。
満月には人の心を惑わす魔力があるようで、婚約者の弟と恋に落ちてしまった主人公のみならず、その父親・母親までもが、本能のおもむくままに恋に走るのです。
わたくしこの映画、高校三年生のときに見たのですが、遠いニューヨークの人々の人生賛歌に心奪われ、早速生涯ベストワンの映画になったのでした。




次は音楽です。
月にまつわる音楽といえば、ビートルズの「Mr.Moonlight」、鬼束ちひろの「月光」、Coccoの「あなたへの月」などいろいろありますが、わたくし的にはなんといってもこれ。

月にまつわるエトセトラ
ピンクフロイド「狂気(The Dark Side Of The Moon)」1973年

全世界で5000万枚売れたと言われる、ピンクフロイドの傑作アルバムです。
原題は「月の裏側」。
哲学的な歌詞と立体的な音作りで、アルバムを通して聴くと、あたかも一本の映画を見たような気分が味わえます。
とくに終盤、美しいバラード曲「Us And Them」からエンディングまでの流れがすばらしい!
わたくし、高校三年生の夏からのアメリカ留学中に、友達もできずホストファミリーともうまくいかず、孤独のどん底にいたときに毎晩ベッドのなかでウォークマンで聴いていたのがこのアルバムでした。つか暗すぎる高校三年生だこと!

とにかくわたくしにとって「月」というものは、陽気と狂気が入り混じったものであるようです。
さて、今宵の月はいかがでしょう、ちょいと外に出てみますか。














Posted by ガリンペイロ at 04:32│Comments(1)
この記事へのコメント
シーシャガウガウなんてあるんですね! 楽しそう♪
Posted by りんごちゃん at 2014年09月07日 07:18
 
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