31日は!ガリンペイロDEハロウィンナイト!

ガリンペイロ

2013年10月24日 21:38

すっかり涼しくなってまいりました。
「宮古島には秋はない。あるのは夏と冬だけ」とよくいわれていましたが、今年は秋らしい日々が続いております。
秋といっても夏の暑さと台風のせいで市場はガラガラ、恵みの秋を享受するのにはまだ時間がかかりそうです。

さて、ここ最近の明るい話題といえばあれですね、JR九州に登場した高級寝台列車「ななつ星」。
全室スイートルームでピアノの生演奏のラウンジカーがあったり、なかなかの豪華仕様。
3泊4日の日程でひとり50万円と高額にもかかわらず来年の夏まで予約がいっぱいとか。(キャンセル待ちが2000組ですって!)
これもあのなんとかミクスのおかげなんでしょうか、わたしのような底辺を漂う、というか砂地を泳ぐエイのような人間にはとても手が届きそうもないですね。
ザ・格差!ヒエラルキーの悲哀!

寝台列車といえば、わたしのような年頃の男性にとってはブルートレインのこと。
映画ブルーベルベット(草むらに落ちた耳!ガスボンベを吸うデニスホッパー!)やブルーラグーン(15歳のミラジョボビッチ!)など、世の中の「ブルー」がつくものは男の子たちにとってすこぶる刺激的なものばかりです。
その昔一世を風靡した国鉄の寝台列車ブルートレインもしかり。
今はそのほとんどが廃止になってしまいましたが、当時は20路線以上があって、とても人気がありました。
とくに花形といえたのが東京と九州を結ぶ路線です。
「さくら」「はやぶさ」「富士」など、そうそうたる名前のついた列車が夕方に東京駅に入線すると、たくさんのカメラ小僧たちが群がったものです。
わたしも子どもの頃、父親の郷里に行く際に何度か「あさかぜ」に乗る機会がありました。
ぶっきらぼうな車掌の車内アナウンス、深夜に停車した人けのないホームの蛍光灯のあかり、一瞬で流れていく踏切待ちの学生の姿…
通路の椅子に座り車窓を眺めながら、知らない町の知らない人びとの暮らしに思いを馳せたものです。
B寝台の3段ベットなど、今のでかい図体では窮屈でたまりませんが、あの頃は自分だけの秘密基地のようでワクワクしました。

今では飛行機が便利で安価になって、寝台列車の旅は時間やお金に余裕がある人の娯楽になってしまいました。
ヒコーキは大好きなのですが、寝台列車、夜行列車のようなさみしい雰囲気はないですよね。
「旅とは住み慣れた場所を離れて孤独と高揚感とともに見知らぬ場所に向かうこと」。
そんな旅の醍醐味を満喫できる列車の旅がまたしてみたいです。(一番それを味わえるのは船旅ですけどね。乗船してすぐに鼻腔をくすぐる重油の匂い…床の底から響いてくるディーゼル音…ああ!)


さて、10月も終盤に差し掛かりましたが、10月の終わりといえばあれです、ハロウィンです!

例年は31日に近い週末にイベントをしてましたが、今年はハロウィンクイーンN嬢のたっての希望で31日木曜日に行います!
仮装でお越しの方にはハロウィンにちなんだプレゼントを進呈!(生肉とか)
怪しげなハロウィンスペシャルメニューもお楽しみに!

週末にはいろんなお店でハロウィンイベントがある模様ですので、そのときの仮装の小手調べにもよろしいかと。
N嬢、メガ嬢の気合いの入った仮装にも注目です!


悪戯、さもなくば菓子を